どうも、工藤新一です

今週の日曜の京都メインレース「京都記念(G2)」の最終予想記事になります

注目すべきは人気を分け合う明け4歳牝馬のカレンブーケドール、クロノジェネシスでしょう。共に全戦歴での複勝率は8割を超える堅実な馬で実績は申し分ないのですが…カレンブーケドールは目標は次走のドバイシーマクラシック(G1)だろうし休み明けを苦にするタイプで叩き良化型で馬場も本質的には良馬場向き。クロノジェネシスは今の京都のタフな馬場は合いそうですが…いかにも早熟なバゴ産駒でエリザベス女王杯(G1)負けからの一発目は狙いにくい感じ・・・

という訳で、人気の牝馬2頭の実力は認めつつも「ここじゃない…」と思いつつ他の馬で勝負する感じの予想です！

京都記念　2020　最終予想

◎プリンスオブペスカ
○ステイフーリッシュ
▲アルメリアブルーム
☆クロノジェネシス
△カレンブーケドール
△ノーブルマーズ
△人気ブログランキングへ　(穴推し！)

◎プリンスオブペスカ

2枠2番と内目の良い枠を引いたこの馬から行きます

前走の日経新春杯(G2)ではやや不利な出遅れ＋大外枠を引きながらも最後のコーナーでは一気に押し上げる見せ場を作って5着という内容。前に行って自分の競馬が出来てない事を考えれば見直せる一戦で、2走前の前走の万葉ステークス(オープン)も距離も若干長かったようなレース＋自分の競馬が出来なかったという言い訳の出来る結果。京都の外回りでは2勝を挙げており舞台設定は悪くない印象

今回は展開的にどうなるかやや読みにくさもありますが…どうしてもハナという馬は不在の中、鞍上・藤井はスローに落とす逃げの一手を打ってきそうで、そうなれば持ち前のスパートの良さで引き離す競馬をやってくれそう。自在性の良さを活かして控える競馬からの向こう正面で押し上げる手もありますが、ここは前に行く競馬をしてほしいところ

ダートも走っていたようにズブさがあり今のパワータイプ向きな今の京都の馬場も合いそうですし、ここは地味な鞍上で人気的にも妙味増しでハーツクライ産駒の成長力にも期待したい一頭です

○ステイフーリッシュ

京都芝2200mは(1.2.0.0)で去年この舞台で2着に来ているこの馬はリピーター枠で狙いたい一頭。3歳時には京都新聞杯(G2)での勝利もありますし、ここは京都巧者と判断してもよい存在

前走のAJCC(G2)こそ鞍上・ルメールの好判断があってこそではありますが…勝ち馬はブラストワンピースですし、強豪相手でも上位に来れる安定感は現役屈指といった感じなので、勝ちきれない面はありますが…この頭数ならば普通に2～3着なら拾えそう。ズブさがあるステイゴールド産駒に加えて当日は雨が降ったりなどでタフな馬場になるのは歓迎でしょうし、ここは連続での好走も可能かもしれません

▲アルメリアブルーム

こちらも時計の掛かる馬場は歓迎というような馬。ドリームジャーニー産駒でズブさがあり陣営も「雨の方がい」と言うように渋ってこそ良さを引き出せそう

前走の愛知杯(G3)はハンデ差こそありましたが…重馬場でデンコウアンジュにクビ差まで迫っており能力的には十分に通用する器。鞍上・フォーリーはやや不安ですが…全5勝のうち4勝を挙げている得意の京都芝コースなら可能性はあってもいいはず

☆クロノジェネシス

今のタフな京都の馬場は合いそうな一頭

圧巻だったのは2走前の秋華賞(G1)の内容で、こ馬体重プラス20キロという成長を感じさせながらも、ややハイペースで展開がハマったとは言え抜群の末脚で伸びて2着のカレンブーケドールに2馬身差を付ける完勝と世代の中では屈指の実力があるのは明らか

距離も2200mなら普通にこなせそうですし、不安なのは古馬になってから一気に成長が止まるバゴ産駒という点ぐらいで…ここはこの頭数でこのメンバーなら普通に上位でしょう

あとは一頭穴推し馬として挙げたい馬が一頭。京都は得意舞台で小頭数でスムーズに好位に付けれれば面白い存在。前走は現役最強クラスが相手で流石にノーカウントという一戦ですし、タフな洋芝でも走れている点からも向いてそう→人気ブログランキングへ