【有馬記念 2019】最終予想 アノ馬の有終の美に期待!
どうも、工藤新一です
今回は超豪華メンバーとなった年末のグランプリ「有馬記念(G1)」の最終予想記事になります
まず展開的に関しては正直、めっちゃ難しい
スタートしてみなければ分からない部分がかなり多いので想定になりますが、これまでハナを取り切ってきたアエロリットが外からダッシュを付けてハナを主張してきそうで…その後に続くのがキセキ、クロコスミア、アルアイン、スティッフェリオ辺りの先行勢。序盤のポジション取りは大事ですが…メンバー的には縦長になり終始よどみのないペースまで考えられそう
という訳で、予想です!
有馬記念 2019 予想
◎リスグラシュー
○キセキ
▲レイデオロ
☆スカーレットカラー
△アーモンドアイ
△アルアイン
△スワーヴリチャード
△エタリオウ
△シュヴァルグラン
△ヴェロックス
△サートゥルナーリア
△フィエールマン
◎リスグラシュー
今年はこの馬の有終の美に期待して本命でいきます
まず雨予報となって渋る馬場はプラスになってきそうですし、枠順に関しては3枠6番と絶好なところを引いて舞台設定は整ったという印象。レーンが乗るからには先行策を打ってきそうですし、陣営も「ディープに勝ったハーツクライのイメージ」と言っているように…スタートの良い馬なのでこの枠なら2~4番手のポジションは取れるとみていいでしょう。とは言っても前のポジションを取れなかった時もカバーできる自在性と総合力の高さを考えればどの位置からの競馬でも問題はないはず
有馬記念(G1)とはかなり成績に直結している春のグランプリを制している点も魅力で、その時はまだテン乗りだった鞍上・レーンがスタートを決めてからは前に行ったキセキをマークする形での番手追走。そのまま最後のコーナーまでポジションをキープしつつ最後の上り3Fのタイムは最速の35.2秒の結果は人馬一体で強かったレース
その次のコックスプレート(G1)は中山よりトリッキーなコースな上にオーストラリアでも1番人気に支持されるほどで、好スタートを決めるとポジションはやや中団に付けて4コーナーでは外を出しての完勝
今が充実期と言わんばかりの馬ですし、覚醒したハーツクライ産駒は成長力も考えればまだまだ高みを目指せるはず。今回も鞍上・レーンが騎乗できるのも強みでしょう。古馬になってからの中距離なら大きく崩れたこともないですし、安定感と全ての条件を踏まえても惨敗は考えにくい一頭です。展開次第ではありますが、アーモンドアイに先着の可能性まで秘めていると思います
○キセキ
菊花賞(G1)以降は勝っていませんが、鞍上・ムーアに期待して対抗評価
去年の有馬記念(G1)では痛恨の7枠14番から行き脚を使ってハナを追走していましたが…番手を突き放すほどのハイペースで逃げて最後は捕まる形での5着なら悪くはなかった内容。とにかくタフな馬場に強く雨が降るのはプラスでしょうし、ルーラーシップ産駒に角居厩舎がムーア確保をある程度早めに決めて来た時点でここはメイチ度も高いとみていいはず
ムーアの事ですから、無理に脚を使ってハナを主張するというよりは外からアエロリットが行く流れを見つつこちらも番手か3、4番手追走のポジションを早めにとってきそうな流れ。最後のコーナーでは先頭に立っていそうで、あとは持ち前の持続力でどこまで粘れるかという勝負になってくるはず
国内での実績を見ても能力は見劣りはしないですし、去年のジャパンカップではアーモンドアイに真っ向勝負を挑んで2着になった事を考えればこの鞍上強化で更なる前身があってもいいかもしれません
▲レイデオロ
去年2着のリピーター。前走は重馬場に泣いたようなレースでしたが…いくらなんでも去年の1番人気、前走1番人気馬が舐められすぎな印象
中山芝コースは(3.1.0.2)と好成績で、全盛期ほどの勢いはありませんが…自力に関してはここでも見劣りはしない一頭でしょう。今回で引退となりますが、もともとビュイックを乗せようとしていた陣営的にも記念で出走させるようなレースではないのは明らかで秋に関してはここを使う事を予め決めてローテーションを組んでいたのは魅力。ここに来て初めてブリンカー着用する工夫も良い方向に出るでしょう
鞍上・三浦というのは不安要素でしかないのですが…同じくエイシンフラッシュのデムーロの代打で乗った2012年の有馬記念(G1)では早めの抜け出しからあわやの場面を作っての4着とそこそこやれていた印象。あの時よりは成長もしているでしょうし、今回はめったに回ってこない「チャンスの順番」。枠も言い訳が出来ないような絶好な4枠8番を引きましたし、三浦が男を見せるなら今回しかないので渾身の騎乗があってもいいはず
☆スカーレットカラー
血統的にも父ヴィクトワールピサ×母父ウォーエンブレムとダートでもやれるぐらいのタフさを兼ね備えていそうな同馬ですが…強かったのが稍重で行われた2走前の府中牝馬ステークス(G2)で、中盤までは脚をじっくり溜めて上りのタイムは33.2秒でフロンテアクイーン、ラッキーライラックを子供扱いの圧勝。後にラッキーライラックはエリザベス女王杯(G1)を勝利し、香港ヴァース(G1)でも2着と好走していたことを考えればこの馬のこの人気は流石に下がり過ぎ
前走のエリザベス女王杯(G1)に関してはプラス14キロと太め残りで、陣営も「手ぬるい調教をしたことで負けてしまったのではないかと…」との発言があり今回は抜かりのない仕上げで行くことも宣言。力負けではないのであれば…血統的な背景+枠からは怖い存在ではないでしょうか
とにかく溜めれば弾けるタイプで、今回はインでじっくり立ち回りそうな鞍上・岩田なら一発に賭けてきそうなレース。得意のイン差しが決まれば3着までなら食い込みがあってもいいかもしれません
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