どうも、工藤新一です

今週の日曜の阪神メインレース。素質馬が揃う2歳戦「朝日杯フューチュリティステークス(G1)」の最終予想記事になります

展開的には内枠からビアンフェがハナを主張が濃厚。ゲートにこそ難はありましたが、どちらかと言うならばスプリンタータイプの馬で前走が600mを34.8秒で逃げている点に加えて、外からメイショウチタンもあわよくばハナを取りたい馬なので、被せる形になれば配列が決まるまではペースは流れそう。とはいっても中盤までは平均ペースぐらいでしょう。今の阪神芝コースは高速馬場で先行がやや有利気味になっていますし、おそらくルメールやマーフィーは早仕掛けに徹してきそうで、最後は自力も問われる一戦になるはず

という訳で、予想です！

朝日杯フューチュリティステークス　2019　予想

◎トリプルエース
○ウイングレイテスト
▲ペールエール
☆ジュンライトボルト
△ラウダシオン
△タイセイビジョン
△サリオス
△マイネルグリット
△ビアンフェ
△エグレムニ
△レッドベルジュール

◎トリプルエース

馬主ゴドルフィン×鞍上・ビュイックが送り出す外国馬。ここはマイルにも対応可能とみて本命で行きます

前走のデイリー杯2歳ステークス(G2)はインを突いて完璧に立ち回った勝ち馬に比べて、同馬は道中は引っ掛かりつつ外を回りながらも外を上りは34.7秒と3位での4着と言う内容はそこまで悲観する感じでもなく、むしろ距離不安とささやかれていた2Fの延長を克服した印象。更には陣営はこの時をピークに仕上げていなかったようで「トライアル的な作り」と公言しており、予めここを標準に作ってきたようなローテーションも魅力

阪神コースに関しては新馬戦で経験しており、ビアンフェがハナを追走して尚且つ高速馬場の今の馬場ならスピード勝負にもなってきそうなので、スピード＋一瞬の脚を使える同馬にもチャンス到来。休み明けを叩いて鞍上強化となる今回なら逆転は可能と判断しました

○ウイングレイテスト

こちらも前走デイリー杯2歳ステークス(G2)組ですが、その時は7番人気で2着と好走しているにも関わらず今回も伏兵扱いならやや盲点となっている印象。その前走ですが、後に「体が重かった」と松岡が言っていたプラス12キロのトライアル仕上げという状態で、スタートは超絶好でもあえて後方待機を選択して最後のコーナーでは内目を回って上り34.2秒で走ってきた内容は評価できる一戦でした

「この時期で比べたら、ウインブライトより上」と香港カップを制した相方以上の素質を感じて明言している鞍上・松岡がかなり惚れ込んでいる様子ですし、2走前に1800mを経験している点は経験値も大事になってくる2歳戦では好材料と言えるでしょう

▲ペールエール

ダイワメジャー産駒の先行馬というだけでもこの舞台では買いたくなりますが…とにかく前走のデイリー杯2歳ステークス(G2)は早めに仕掛けにいったサクセッションと併せ馬をする形で動き脚を使ってしまって最後に甘さが出たような結果。2走前はスローペースの瞬発力勝負となったレースをウーマンズハートに差されて仕方なしの2着でどちらも着差ほど負けてはなく、見直しは可能といった感じ

今回は鞍上・マーフィーに乗り替わってどんな競馬をするかですが、先行して抜け出すような競馬が出来れば今の馬場的にも残ってしまってもいいはず

☆ジュンライトボルト

血統的には半兄にグルーヴィットが居てエアグルーヴの血を引く良血馬

前走のベゴニア賞(1勝クラス)は不良馬場での競馬でしたが…レース後に乗っていたスミヨンも「右回りならスムーズに走れるのでは」と言っていたように最後の直線では内にもたれてしまう面を見せており、もうちょっとスムーズ競馬なら勝ち馬のミアマンテにも迫れていたはず

枠も希望の最内枠。とにかく内枠を引いたら大舞台でも怖いイン刺しを決めてくる鞍上・岩田という点も好材料で、ここは右回り＋良馬場で巻き返しがあっても不思議ではないでしょう