【秋華賞 2019】最終予想 波乱に期待!
どうも、工藤新一です
今回は牝馬クラシック最終戦「秋華賞(G1)」の最終予想記事になります
去年の秋華賞予想は当ブログにてアーモンドアイに対して・・・
「勢力図の変わっていない3歳牝馬路線を考えた時に逆転候補とも言える馬たち(リリーノーブル、サトノワルキューレ、ノームコア、マウレア)達が軒並み回避した事で、尚更ここは負けられない一戦」
「歴史的な名馬になる可能性は高い」
「今年(2018年)の秋華賞自体、妙味的には手を出したくないレース」
と書いた上でそこまでの勝負はしなかったですが…結果的には単勝1.3倍のアーモンドアイが万全じゃない出来で普通に勝利
明らかに力の差があったのとやはり牝馬クラシック・トライアルである前哨戦を見てても勢力図が変わってなかった結果だったはず
ただ今年の秋華賞はどうでしょうか?
桜花賞馬グランアレグリア、オークス馬ラヴズオンリーユー)も不在というかなり珍しいパターンの秋華賞(桜花賞馬、オークス馬がどちらも未出走は2002年以来の17年ぶり)。更には天候にも土曜から降りしきる雨の影響で馬場も良馬場ではないことが濃厚。おそらく日曜の京都が晴れても重馬場と想定。メンバー的にも激戦必至でオッズもそれなりに分散している印象。波乱があってもいいはず!
展開的には勝った3勝が全て逃げ切りのコントラチェックが外目からハナ主張で逃げて、番手~中盤に続くのがブランノワール、シャドウディーヴァ、カレンブーケドール辺り。前走で脚質の幅を広げたビーチサンバも枠的には前に付けてきそうですが…大舞台で鞍上・福永がそのような競馬が出来るかという点もポイント。ルメール鞍上のコントラチェックもそこまでペースを飛ばして逃げるタイプではないが、外からまくり上げをかましてきそうなデムーロ鞍上のサトノダムゼルが上がっていったタイミングで各馬が動き出しそうといった感じでしょう。馬場がどこまでになるかですが…重馬場でもやれるタフさと立ち回り力が問われる一戦になってくるでしょう
そんな事を考えながらの…予想です!
秋華賞 2019 予想
◎ブランノワール
○ビーチサンバ
▲シャドウディーヴァ
☆パッシングスルー
△カレンブーケドール
△フェアリーポルカ
△エスポワール
△クロノジェネシス
△ダノンファンタジー
△シェーングランツ
△サトノダムゼル
△シゲルピンクダイヤ
△コントラチェック
◎ブランノワール
今回は連勝中の上り馬を本命にして勝負
インでロスなく立ち回れそうな内枠を引いたのは好材料。血統的にはG1馬ローブティサージュの半妹と良血で、距離だけは気になりますが…もともと不安視されていた前走の1800mを問題なくこなしており、レースっぷりを見る限りでは伸びてもいいはず
その前走の夕月特別(2勝クラス)では前目に付けてから上り最速で2着に3馬身を付ける圧勝で、もともとオープンで2着、チューリップ賞で6着とレベル的には十分ここでも通用するレベル。ロードカナロア産駒らしくレースセンスに長けていて立ち回り力が問われるような今回の舞台はかなり合っているはずでしょう。稍重の馬場でも2勝と渋った馬場は問題ないと陣営も気にしてる様子は一切ない
鞍上・浜中もこの手の先行馬を内枠から上手くエスコートして一気に頭まで持ってくるようなタイプですし、ここは波乱を演出する一発に期待
○ビーチサンバ
前走のローズステークス(G2)で見せた自在性を見るとここでも面白そうなのが春の実績のあるこの馬。もともと後方待機から差してくるような競馬で結果を出していましたが…ここに来て脚質の幅が広がったのは大きな魅力
強烈は決め手はないのですが…終始外を回るような展開となり流れにも乗れず本来の力が発揮出来なかったオークス以外では大崩れもそこまで無いのも強み
この世代で戦ってきたクロノジェネシス、ダノンファンタジーにも善戦しており、どんなに好走しても人気にはならないタイプなのでここは妙味アリと言える一頭でしょう
▲シャドウディーヴァ
距離適性を考えれば芝2000mではこれまで(1.3.1.0)と安定して走っていて、フラワーカップ(G3)は出走していれば超有力候補だったウィクトーリアにタイム差無しでの2着と相手レベルも悪くなかったレース。キレる脚を使うというよりは長く良い脚を使えるタイプなので今回の京都内回りはいかにもハマりそう
鞍上・松山もこの手の馬は合いそうで、インでロスなく回るような競馬が出来れば勝負になると見ていて、叩かれて更に状態も良くなりそうなタイプで関東馬ながらも今回は前走から栗東滞在という事で輸送は無いのはプラスに働くでしょう。ハーツクライ産駒らしい成長力にも期待したいところです
☆パッシングスルー
この馬自身もタフな福島芝2000mコースを稍重の時に圧勝していますし、なんせルーラーシップ産駒なので渋った馬場は問題なさそう。こちらも栗東での滞在競馬になるので、輸送が無いのはプラスになっても良いはず
前走の紫苑ステークス(G3)のような競馬が出来ればここでも普通にチャンスはあるはずで、外枠からスムーズにポジションを取れれば一気にクラシック制覇という可能性まで秘めている一頭
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