どうも、工藤新一です

今回は先週開催された「七夕賞(G3)」、「プロキオンステークス(G3)」の予想結果とレース回顧についての記事になります

まだ関東はセミの鳴き声すら聞こえないぐらいの気温と季節ですが…これからうだるようなセミのうるささと暑さが来ると思うと、競馬的にもワクワクが楽しみ

夏競馬って色んな意味でも難解なレースは続くかもしれませんが…めげずに挑んでいきますよ！という訳で、先週の重賞の結果からサクッと書きます↓

【七夕賞　2019】結果

1着　　　ミッキースワロー
2着　△　クレッシェンドラヴ
3着　　　ロードヴァンドール

本命を打ったのは16頭立ての14番人気◎アウトライアーズでしたが…結果は5着。最後4コーナーを外を回して上がってきた時はまさに理想的な競馬が出来たと思ったのですが…ワンパンチ足りなかった印象。とは言ってもこの馬は小回り特化で良さそうなので…今後も似たような舞台で狙いたい一頭

勝ち馬のミッキースワローですが…前半1000mを58.0秒とぶっちぎるぐらいハイペースで飛ばしたマルターズアポジーが作った展開が向いたとはいっても想像以上に強かったのと鞍上・菊沢の渾身のポジション取りとレース運びは人馬一体での勝利と言うべきでしょう。嫌った人気馬ではありますが…戦ってきた相手レベルは一線級で斤量57.5キロを背負ってここを勝つなら秋は良いところを狙えそう。ファンの多い馬だとは思いますし、今後も人気で取り扱いは難しい馬なのは確かな馬。個人的にはこのようなローカル重賞で狙う馬じゃないと思っていましたが…まぁこれも夏競馬。色々書いたけど…菊沢ジョッキー重賞初制覇おめでとう！

2着の△クレッシェンドラヴは当初は本命まで検討していた馬でしたが…結果的に2番人気で妙味が無くなっていたのと、前走の福島民報杯(OP)の最内枠から一辺となる外枠を引いたことで…少し評価を落としましたが、展開もハマって尚且つ鞍上・内田も狙って差しに行ったかのような競馬っぷり。とは言っても展開が向いたのは明らかなので、次走いきなり狙うのはちょっと控えたい一頭

3着のロードヴァンドールですが、まぁこの馬はハイペースでの粘り強さがすごくて、その手の展開で特化するタイプというか…やや前が厳しくなる流れに強さを見せる印象。今回は3番手追走からの持続力のみで残った結果は今後も警戒は必要。陣営は距離短縮が結果として良くなったみたいな見方をする意見も見受けられますが…多分好走の理由は距離じゃなくて、単純にこの馬の持ち味を作った展開面で優遇されてしまった結果。勝ちきれないタイプなので単勝こそ売れないですが…今後も距離が伸びても抑えなければいけない一頭

次走買い馬　→　ロードヴァンドール

【プロキオンステークス　2019】結果

1着　　　アルクトス
2着　　　ミッキーワイルド
3着　○　ヴェンジェンス

勝ち馬のアルクトスはこれで3連勝で重賞制覇。逃げるマテラスカイを見ながら終始インを回ってからねじ伏せる形での勝利は圧巻の内容。今年に入ってから全く重賞で活躍していなかった鞍上・田辺も先週のブレイキングドーンでの勝利から2週連続の重賞制覇と勢いに乗ってしまった感じ。ですが…このレースで強引に進路を外に取ったことで9日間の騎乗停止となってしまったのは痛恨。とは言っても最強ダート世代の現4歳馬で勢いだけじゃなくて力があるところは示した一戦で、今後も期待したいろころ

2着のミッキーワイルドですが、好位に付けながらも馬群を捌いて上がってきた内容はアルクトスと遜色ない内容。もともと持ち時計もあって…今回の中で今後にも期待が持てそうだったのがこの馬。ダートでは崩れたことのない馬ですし、4歳馬でまだまだこれから伸びる一頭。もしかしたらダート界の大舞台を勝ってしまっても驚けないぐらいなのかなと思っています

3着の○ヴェンジェンスは勝ちまでありそうな馬だっただけに期待はしていましたが…最強世代の2頭には及ばずだったという内容。砂を被ることを気にしていた陣営だけに、外目を回ったポジションは良かったのですが…左回りよりも右回りが合いそうな馬。右回りに戻って普通に買えるので今後も狙っていきたい一頭

本命を打った◎ウインムートは逃げることを期待していたのですが…マテラスカイが絶好のスタートを切って被せる事さえ出来なかったのは前に行ったのが武豊だったからと思わせるような騎乗っぷり。スタート直後は外から被せるような手応えはあっただけに悔やまれますが…真っ向勝負を挑んで敗れたほうが個人的には気持ちよかったと思える不完全燃焼な競馬だったのかなと思います

次走買い馬　→　アルクトス、ミッキーワイルド