どうも、工藤新一です

秋と言えば○○の秋とよく題されますが、個人的には食欲の秋ではなく、性欲の秋であることは変わらずなんですけど・・・

競馬界はまさに「外人ジョッキーの秋」

まずは先週のG1の結果からサクッと↓

【エリザベス女王杯　2018】結果

1着　△　　リスグラシュー
2着　無印　クロコスミア
3着　△　　モズカッチャン

本命を打った◎コルコバードには3着滑り込みを期待していたのですが、勝ちにいこうと早めに動いた結果での8着。仕方ないといえばそれまでなのですが、人気上位の牙城を崩せず…

能力が足りないというよりはスローの瞬発力勝負になってしまったのも敗因かなと思います。結果的に勝ったのは距離適性はマイルのリスグラシューでしたし、前が有利になった展開の中で外を回してあの競馬なら次には期待できるでしょう

終わってみれば外人ジョッキーはモレイラ1着、ミルコ3着、ルメール5着、クリスチャン6着と何だかんだで上位を占めた一戦

実際にこの日の京都は1R～11Rまで全て外人ジョッキーが勝つという異例の事態。「外人だけ買っていれば当たる」というフレーズをますます痛感した一日。ただ「当たる＝勝てる」ではないのが競馬

今週からはムーア、ビュイックも来ますし…色々考えさせられる週末になりそうです

という訳で、今週のメインは「マイルチャンピオンシップ(G1)」
またしても外人ジョッキーが人気上位を占めることになりそうなのですが・・・

まずはnetkeibaによる予想オッズと人気上位馬についての見解です

マイルチャンピオンシップ　2018　予想オッズ

モズアスコット　　　3.1
アエロリット　　　　3.5
ペルシアンナイト　　5.0
アルアイン　　　　　7.5
ステルヴィオ　　　　8.2
エアスピネル　　　　12.2
ロジクライ　　　　　16.9
ケイアイノーテック　25.8
ジャンダルム　　　　34.2
ミッキーグローリー　45.7
レッドアヴァンセ　　46.6

モズアスコット

前走は明らかに叩き仕上げだったので全く悲観しなくてもOkでしょう

ここをメイチに仕上げてくると思いますし、ハイレベルだった今年の安田記念を制した馬が弱いわけがない

京都コースもレコード決着だった読売マイラーズカップでサングレーザーの2着に来たりなど全く問題ないですし…鞍上に関しては好調のルメール

普通に考えれば勝ち負けの一頭だと思いますが、不安要素をあげるなら急に成長が止まるフランケル産駒だという事ぐらいでしょう

アエロリット

NHKマイルカップはそこまでレベルが高い一戦ではなかったですが、その後は中山記念2着、安田記念2着、毎日王冠1着と牡馬相手でも上位

京都マイルを走ったことがないというアドバンテージはありますが、能力的には普通に通用する一戦

鞍上に関しては最強の外人ムーアですし、モレイラからの乗り変わりは全くマイナスにはならないでしょう。来日一発目からあっさり勝っても驚けない感じはします

ペルシアンナイト

去年の勝ち馬

ムーアが鞍上していたエアスピネルを差し切っての勝利ですし、3着に居たのはサングレーザーだった事を考えてもレベルの高い一戦でした

富士ステークスは59キロと背負わされ過ぎな印象でしたし、その上に明らかな叩き台で5着ならまぁ納得でしょう

勝負師ミルコもそろそろG1を勝たないと…っていうジョッキーですし、まぁ普通に来そう

アルアイン

有馬直行だと思っていたので意外な出走になりましたが、絶対的な能力に関しては国内では上位の馬

マイルは久々になりますが、ディープインパクト産駒でここの距離短縮は問題なさそうな気もします

何だかんだで今のG1においては一番信頼できる日本人なら川田だと思いますし、ここは鞍上込みで評価を上げておきたい一頭

ステルヴィオ

今年の3歳の代表格ともいえる一頭

唯一の凡走はダービーぐらいですし、明らかに距離が長かった一戦で軽視でOKでしょう

前走の毎日王冠は上り最速での2着は見応えのあるレースでしたし、ロードカナロア産駒の距離短縮は普通に買い

強烈な末脚を繰り出せれば斤量差で突き抜けても驚けない他の外人ジョッキーと比較したときにビュイックという事で人気はそこそこで収まりそうなので妙味的には今のところこの馬が一番

と、人気上位は外人ジョッキー＋川田で波乱の要素は低いのかもしれません…

ただ逆に言うなら能力的にはどの馬も勝ちそうですが、どの馬も取りこぼしそうという混戦な一戦！

混戦ならば穴馬にも可能性があると思いますが、現時点での穴馬候補はコチラ↓

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と言うよりは穴的な位置づけなのが意外ですが、普通に能力的には上位で、前走はここにきて本格化を感じさせる完勝。血統的も急成長していても驚けない